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強くなっていく欧州ジュニア選手達が行う共通点、スクール前の朝練!

 

夏シーズンともなると、14歳以下カテゴリーなどは毎週のようにグレードの高いテニスヨーロッパ大会がヨーロッパ各地で開催され、そして毎週のように同じ選手達と各会場で顔を合わせるたびに、「君たちちゃんと(年間通じて)学校行ってるの?」と思ったりしますが、もちろん地元クラブから強くなる選手達中心に普段はちゃんと学校へ行っています。テニスアカデミーに長期滞在している選手達は、アカデミー内にあるスクールに通いながらトレーニングに励んでいます。

 

ヨーロッパの気候の特徴として、スペインや南フランスなど年間を通して比較的暖かくアウトドアでプレーできる国を除いては、基本的には10月頃から翌年3月くらいまでは日照時間も極端に短くなり(ナイター設備していないクラブがほとんどで)気温もマイナス近くまで下がりますので、メインがインドアコートに移行します。インドア施設が不足している国が多いヨーロッパでは、選手達のトレーニング時間もどうしてもこの時期は限られてしまいます。(もちろん冬だけではありませんが)そのような状況の中で大変ですが有効な時間の使い方の1つとして、今回のテーマであるスクール前の朝トレーニングを比較的結果を残している選手達が共通して行っています。

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トップへ駆け上がっていく女子選手達の共通点(フォアハンドの打点)!

 

今年は2004年生まれ(今年15歳)、アメリカのコリ・ガウフ選手などまだジュニア年齢期からプロの舞台で華々しい活躍をする選手が出現するなど、特に女子選手のトップに駆け上がっていくスピードがより一層加速した印象を与える年であったと思っています。女子選手においては、正直、この傾向はこれからもしばらくは続いていくものだと思います。まだ大きな話題にはなっていませんが、すでにジュニア選手でも14歳でトップジュニア選手として結果を残している選手達が複数名存在します。今回は、それら選手達の個人的に思う共通点(テニススタイル)、そしてそれをヨーロッパ選手の動画を含めてご紹介していきたいと思います。

 

 

まずは2005年生まれで今年14歳、チェコ出身のリンダ・フルフヴィルトバ選手。ヨーロッパの中でもテニスにおいて歴史ある伝統国のチェコから、再び怪物級(将来的にプロとして活躍が期待されているレベル)の選手が出てきました。今回は、姉であるリンダ選手中心に取り上げますが、妹もこれまたヨーロッパ内で活躍中。来年あたり大きな話題になってくると思われます。さて、そのリンダ選手ですが、最近は背丈も伸びてテニススタイルも確立されてきましたので、ますます風格が出てきた印象すらありますが、まだ背が小さい11歳頃からすでにヨーロッパでは凄い選手が出てきたと話題になっていた選手の1人です。特に今年は同世代の主要大会で結果を残すのはもちろん、ヨーロッパのトップ選手が集まってヨーロッパNo.1の選手を決める18歳以下の部、そしてグランドスラムJr.大会に繋がるITF Jr.大会でも結果を残してすでにITF Jr.ランキングもTOP15に入り込んでいます。1歳しか変わらないガウフ選手と比較してしまうと、見劣りしてしまう部分はもちろんありますが、それを抜きにすれば間違いなく着実に成長している選手の1人です。

 

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遅れ過ぎている日本のテニスルール(試合方法)システム

 

11月からブログを再開し、書いた記事に対してどのようなご意見を頂戴しようと、自分の中では綺麗ごとばかり書くのは辞めようと心に決めて取り組んでいますが、その中で最も日本のジュニア選手に対する大会ルール(試合方法)の中で納得いかないのが1セットマッチや8ゲームマッチで全国大会行きを決定するシステムです。世界全体でといわれるとわかりませんが、少なくともヨーロッパではこのような試合方法はありませんし、公式の試合は全て3セットマッチ。負けてコンソレーションとなろうが天候不良による試合進行の遅れが生じようが1セット4ゲームに変更になる事はありますが1セットや8ゲームで試合を終わらせることはまずありません。ヨーロッパで試合を多数見る中で、どうしても日本のこのシステムにおいて大事な県予選や地域予選で定められているルールにますます疑問を感じるばかりです。短期決戦で、しかもそれによって多くのジュニア選手が目標としている全国大会を目指し、親御さんやコーチの期待を背負った中でプレッシャーもあり、取り組んでいる事をコート上で表現するよりも数字を積み重ねて勝つことにしかこだわることができないルールは選手にも見ている側にも時として悪影響をおよぼすことさえあると思っています。

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フォアハンドの「軸足とそこからの体重移動」!

 

今回は、技術面に焦点を充てて個人的に欧州ジュニア選手と日本ジュニア選手で異なると思う部分を書いていきます。テーマは、フォアハンド時の「軸足(右利き選手であれば右足、左利き選手であれば左足)の意識とそこからの体重移動」。私は長くヨーロッパの主要ジュニア大会に足を運んでたくさんのトップジュニアを見て、その成長していく過程を見続けていましたので、ある意味自分の目がだいぶ技術的な部分でも肥えていると自負する部分もありながら、一方では常に現場に立っているプロコーチではありませんので、今回のような技術面を私が書くと偏った考えであったり賛否両論といったご意見もあるかと思いますが、少なからず日本滞在時に足を運んでいた13歳以下の全国大会RSK(岡山県)や14歳以下全国選抜大会(千葉県)の視察、大阪で毎年開催されている世界ワールドスーパージュニア大会(ITF Jr.グレードA)に携わりながら直接自分の目で見て感じた日本人選手と比較した視点という事で今回はご紹介します。

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低年齢ジュニアにおける海外遠征で最も重要なテーマ!

 

今回は、海外遠征において見落としがちなテーマ(私個人的には非常に重要なテーマの1つと考えています)をご紹介します。それが、大会出場やアカデミー参加で知り合った仲間との連絡交換。要は、今後における人脈作りです。人脈作りと書くと参加したジュニア選手にとって難しい響きに聞こえますが、簡単には友達(に発展するきっかけ)作りですね。

 

お子様のために海外遠征において費用を工面し、日本で開催される重要な大会の合間をぬって学校を休ませて・・・となるとどうしても口には出さなくても大会に限らず遠征としての「結果」を求めてしまうのは多くの皆様が感じる事だと思います。ちゃんと大会ではベストを尽くしたのか、海外選手とトレーニングできたのか、今後における経験・糧になったのか等々、考えればきりがないですが。

 

そのような状況の中で、英語の語学力においてもまだまだ乏しく積極的に話しかける事もままならない低年齢ジュニア選手(10〜13歳頃)には、事前に(今では多くの子供たちが所持しているという前提で)スマートフォンへ簡単に連絡先を交換できるアプリをダウンロードして持たせることを推薦します。ヨーロッパではLINEは浸透していませんが、whatsappやメッセンジャーアプリの両方があればほとんどの場合どちらかで連絡交換ができます。

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欧州テニス選手のトレーニング(通常とオフシーズン)!

欧州テニス事情をお伝えする中で、多くの皆様からこれまでに尋ねられたのが「欧州テニス選手は、ジュニアからプロまで一体どのようなトレーニングを日頃行っているのか」。これにつきましては、もちろんヨーロッパでも国やアカデミー/クラブによる育成・指導方法によって異なる部分はありますが、大まかに共通していて、尚且つ日本とは異なるスタイルである例を今回動画と一緒にご紹介したいと思います。

 

 

1.ヨーロッパは個々の選手に向き合うスタイル、日本は時間配分スタイル

 

まず、日本と最も大きく違うのがコートに入る選手の数。ヨーロッパはジュニア・プロ関係なく、通常のトレーニングではコーチ1人に対して選手は1〜2名(多くても3〜4名の時はありますがサーブ練習中心に行う時や急に担当コーチが何かの理由で合同になるなどのイレギュラー時)で行われます。トレーニングメニューも個々の選手に沿ったかたちで担当コーチが組みますので、常に課題に向き合いながら、選手のその日の状態を見ながらトレーニングが決められていきます。ヨーロッパの選手向けトレーニングは、オンコートではハードというよりもコーチが選手に向き合いながら非常にシンプルなメニューを繰り返し行う印象が強いです。

 

*ヨーロッパにおいて、日頃からコートに4名以上の選手を入れるアカデミーは選手のレベル向上よりも効率などを重視したビジネス目的の要素が大きい為、長期での滞在は避けた方が良いでしょう。

 

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