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12歳までのテニス選手としてのボディーバランス

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テニス雑誌「スマッシュ」3月号に掲載されたスロバキアテニス事情にて執筆した、現在カサキナ選手(WTA27位)のコーチであるブラディミール氏。雑誌内にも記載していますが、12歳までの低年齢時期ですでに(テニスにおいて)ボディーバランスを兼ね備えている必要があると語っていました。「体幹」という単語が最近ではよく目にするようになりましたが、要は小さい時から自然と体全体を動かして身につける運動が根底にあると思います。そこを疎かにすると、その後のテニスでいう正しい姿勢(フォーム)、成長するにつれて相手のボールにパワー負けしないボディーバランスの形成が大きな差となってあらわれてくると感じます。フットワークや疲労蓄積度にも影響しているかもしれません。

 

テニス以外のスポーツをさせる事も重要という、ある意味表面的(もしくは曖昧)な表現、最終的にテニスをするジュニアがテニス以外の運動からどのように自然と(テニスへ)連動させていけるのか。低年齢ジュニア自身には理解できない部分であり、そこを家族やコーチの知識がないと意味のないものになってしまう可能性だってあります。

 

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あの涙からの復活劇はやはりスーパースターの証し

2009年の全豪オープンと同じカードの決勝戦、フェデラ選手とナダル選手。今でもあの当時の表彰式でのフェデラ選手の我慢できずに涙した場面は忘れることはできませんが、あれから8年後にリベンジして優勝するとは。しかも大会前にフェデラ選手が優勝できるという予想は低かったと思います。むしろ、2009年の方がしっかりとナダル選手の対策(オフシーズンも左利きの選手を招集してトレーニング。確か今大会1回戦で対戦したメルツァー選手だったような覚えはあります。)をして臨んだとも語っていました。

 

ピート・サンプラス氏が現役時代、すでに全盛期を超えてフェデラ選手と同じように優勝から遠ざかっていた時期に、その当時のWOWOWのコメンテーターであった柳恵誌郎氏が語っていた、「スター選手は必ず優勝して戻ってくる」という言葉。そしてその後に全米オープン優勝。同じことをフェデラ選手はやってのけました。

 

今回の全豪オープンでは、ナダル選手戦が特にその象徴ともいえる内容でしたが、最後までフォアもバックも打ち続けて攻め勝ちました。これまでは、どうしても走らされて主導権を中々握れませんでしたから大きな違いです。サーブも確立が良かったと思います。

 

現在のテニス界をリードし、テニスのレベルを上げて多くのライバルやスター性のある選手が誕生した立役者でもあり、多くのテニスファン獲得に貢献しているフェデラ選手にはまだまだコートに立ち続けてほしいと思います。

2月からの本格的なスタート

2月に入り、いよいよ新たな活動が始まります。時間をかけて進めてきた帯同選手の大会ワイルドカード取得が決まり、幸先の良いスタートとなりました。2月中旬から2名の日本女子ジュニア選手と共に、まずは12歳以下のフランス大会に出場します。ナダル選手なども出場したことある歴史ある有名なヨーロッパ大会です。今年も事前の情報では、多くのスカウティングやエージェントが同大会に来ることになっています。

 

ホームページ作成が予定より時間を要していますが間もなく完成します。今後は、定期的なテニス雑誌「スマッシュ」からの情報発信を中心に、ホームページやブログに比重を置き、特にブログはこれから積極的に活用していきますので、今後も宜しくお願い致します。

 

最後に、日本テニス協会が今後のジュニア育成強化を見据えて、フランステニス協会とパートナーシップを締結しました。もちろん直接関わっているわけではないですが、更にヨーロッパテニスが注目を集め、活動が活発になってくることは間違いないと思います。その波にしっかりとのれるよう今後も準備していきたいと思います。

T.ベルディッヒ選手(チェコ)がグランドスラムタイトルを獲れない理由とは

2010年から2016年までの7シーズン、年度末最終ランキングTOP10をキープし続けているチェコのトーマス・ベルディッヒ選手。攻撃力と安定感を兼ね備えたストロークで、常にグランドスラムの大舞台でも上位に進出しています。

 

今回の2017年オーストラリアンオープンでは、3回戦で復帰直後のフェデラー選手に圧倒されて敗退しました。一般的な結論としては、フェデラー選手が強すぎた、速いテンポでベルディッヒ選手を撃破。まさにその通りだと思います。他にも、フェデラー選手がベルディッヒ選手と対戦する際の戦術として、徹底してベルディッヒ選手のフォア側にボールを集めます。実は、ベルディッヒ選手は正確なストローク力があるものの、フォアハンドでエースを取りきる展開(ストレートへのエース狙い)をあまり行いません。どちらかというとフォアハンドでボールをクロス・逆クロスに散らしてバックハンドを軸にポイントを重ねていくパターンが多いため、今回はそれすらも完全に封じられました。

 

ただ個人的な見解として、今回の敗退に限らず、なぜこれほどのトップ選手がグランドスラムタイトルに手が届かないのか(2010年ウィンブルドンで決勝進出が1度)という焦点で強く思う事があります。

 

 

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14歳以下ヨーロッパ・ハイグレード大会が始まりました

当然この時期のメインはオーストラリア。しかし、ヨーロッパもグレードの高いジュニア大会が始まっています。4〜8頃月のクレーコートシーズンこそヨーロッパというイメージが強いと思いますが、もしそういう考えですと大間違い。1月から3月までで、特に注目を集める14歳以下・グレード1は6大会開催されます。

 

サーフェスや体格の違いを主な理由としてヨーロッパと比較した際に挙がりますが、まず1つ最も大きく異なる日本とヨーロッパテニス事情の違いは、冬の期間に開催される重要な大会数。これに尽きます。日本は、夏の大会に向けた準備期間のイメージが私にはありますが、ヨーロッパは1月から12〜14歳はグレードの高い大会が続きますので全てが本番です。日本からもナショナルレベルのジュニア選手は、協会の遠征としてフランス大会を中心に周ります。また、アメリカのジュニア選手も、この時期はヨーロッパ大会に積極的にエントリーしてきています。

 

アメリカのオレンジボール大会とは異なり、エントリーすれば誰もがグレードが高くても出場できるという大会とはヨーロッパのグレード1大会は異なります。ランキングポイントが全て、もちろん日本から出場しますとリクエストしても、協会レベルのバックアップが無いとメインドローのワイルドカードは通常与えられません。ノーチャンスです。予選でも厳しいと思います。

 

ですから、私が以前からここで書いている13歳からの定期的な欧州遠征は非常に重要になってきます。欧州各国の選手が凌ぎを削りあって戦っている輪(テニスヨーロッパ大会ランキングポイント獲得)に入る事こそが、本当のスタートラインです。このスタートラインの位置をしっかりと帯同コーチや選手の親御さんが事前に把握しない限り、いくら欧州遠征を企画し続けても次には繋がらないと思います。

親御さんが考える投資の本質を見極めたい

11月から始めた各国主要アカデミー視察。ドイツはもちろんですが、スペイン・スロバキア・ベルギー・チェコと一定の目標は達成しました。提携や今後の関係構築といった面でゆっくりと成果が出てくると思います。

 

これからは、2月から本格的に開始するヨーロッパテニス留学・大会遠征サポートの詳細なスケジュールをつめていく調整に入ります。それぞれお問い合わせを受けているジュニアの親御さんとのメールから、自分の子供をヨーロッパへ遠征させる本質(理由)に今の段階から核となる部分に近づけるよう意識しています。もちろんダイレクトにメールに書かれていたり、文章では控えめな内容でも今後に向けて求められている想い。そのような事を考えていると、ネット上でよく目にしますが、最後の締めくくりに「今回の○○をきっかけに、何かを掴んでほしい」という表現。これだけは絶対に使わない、更に深い部分で仕事をしたいと考えています。

 

飛行機代と宿泊費代で1回の遠征の相場は当然これくらいになりますといった企画者側の考えは今はおいておき、やはり遠征帯同コーチ分も含めたお金を払う側としては、最終的にはその「何か」という部分を明確な答えとして出してほしいために、自分の子供へ投資して経験させようとしていると考えられます。企画者はそこを必ず明確にし、親御さんへ報告する必要があると感じます。それが次のビジネス、信頼にも繋がるでしょう。

 

私は、その部分と今のアドバンテージを合わせて2月から勝負していきます。

 

 

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